さて今回からはいよいよ実践編!!
今回作成していくのは踏み台です。
縁側のちょっとした段差に一段あればといったときに役立つ踏み台の作り方をレクチャーできたらと思います。
まずは用意するものを紹介していきます。
・使用工具
1:とんかちor電動インパクト
2:のこぎりor電動丸のこ
3:木工用ボンド
1番のとんかちor電動インパクトですがこちらはご家庭にあるものを使用しましょう。
電動インパクトは一般的なご家庭はなかなかあるものではないと思うので基本はとんかちを使用する方がメインになると思います。
DIYを始めるこの機会に電動インパクトを買おうと思っている方は電動インパクトを用意しましょう。
どちらもご家庭に無いという方は100円ショップで売られているとんかちを用意すると良いでしょう。
2番ののこぎりor電動丸のこも1番同様ご家庭にあるものを使用しましょう。
電動丸のこはあれば重宝するので本格的に始めようと決心していて買う予定がある方は用意しましょう。
どちらも無い場合にはのこぎりのご用意をお願いいたします。
3番の木工用ボンドはご家庭にある可能性が高いと思いますが、こちらも100円ショップで売られているものでも十分ですのでない場合はご購入をお願いいたします。
木工用ボンドは大工さんも使用するほどどんな場面でも役に立つ便利な品物ですのでDIYでもいろんな場面で役に立ちます。
・用意する材料
1:厚さ2cmほどの板
2:3cm×4cmの角材
3:釘or木ねじ
1番と2番の材料はこれまでの記事でご紹介した場所から端材を無料で調達してもよし、ホームセンターで購入してもよし。お好きな方法で調達しましょう。
3番の釘or木ねじはホームセンターにて購入しましょう。釘と木ねじどちらを用意するかは使用する道具によって変わります。
とんかちを使用する方は釘を、電動インパクトを使用する方は木ねじを用意します。
それではいよいよ実際に作っていきましょう!!
1:材料の加工
踏み台を作るためにまずは材料を切断していきます。
まず始めに厚さ2cmの板を切断していきます。今回作る踏み台は簡単なものを作るので少し小さめの設定となっています。
大きさは①15cm×30cmの大きさで1枚、②15cm×20cmを2枚切っていきましょう。
次に角材の切断です角材は長さを③20cmと④30cmに切りましょう。20cmは4本作りましょう。
この20cmが踏み台の高さになります。
これで材料の加工は終了です。
2:組み立て
まずは①15cm×30cmに切断した板を用意します。その板に②15cm×20cmに切断した板を両端に20cmのほうが垂直方向になるように①に木工用ボンドを塗って立てます。
立てましたら裏返して①の板が上に来るように立て、②と①を釘もしくは木ねじにて固定をしましょう。
ここでプロが行う一手間、釘や木ねじをつけるところに使用する太さより一回り小さい穴をあけましょう。
この穴をあける一手間を加えることで材料がひび割れるのと、斜めに釘やビスが入ってはみ出すのを阻止することが出来るのです。
これはプロも行うちょっとしたコツでもあるのでぜひ覚えておきましょう。
次に立てた板の裏側4墨に③の角材を立てボンドと釘(もしくは木ねじ)で固定しましょう。このときも下穴をあけることで木材のひび割れを阻止することが出来るので忘れずにあけておきましょう。
最後に④の角材をボンドと釘(もしくは木ねじ)で①の裏側に固定することで補強でき完成となります。